「ファッション」はバランス!が
とっても大事です!

 

私がファッションを語るとき
大切なポイントをひとつお話するなら
必ず「バランス」について、をお話します。

 

バランスは
全体に関係してくる重要なポイントだからです。

 

それは私が尊敬し、20世紀が産んだ最高のファッションデザイナーのココ・シャネルも
こんな言葉を残しています。

 

“ファッションは建築。全体のバランスが重要なの”

 

(1) 色も「バランス」が大事!

 

 

デザインをするときのバランスは
「色」の使い方にも影響しています。

 

服をコーディネートするときに使うと
バランスよく着ることができます。

 

それは、
ベースカラー。

アソートカラー。

アクセントカラーの3つの組み合わせ。

 

ベースカラーは服を見たときに感じる
全体の見た目の色のこと。

 

だいたい60%〜70%を占める色です。

 

スーツやワンピース、コートなどで
大きな面積を占める色が重要です。

 

アソートカラーというのは
ベースカラーを引き立てて
全体をまとめる色です。

 

全体20%〜30%を占める色です。

 

アクセントカラーは
メリハリをつけてファションを引き締める色です。

 

全体の10%くらい。

 

アクセントカラーは
アクセサリーやネクタイ、スカーフなどの色です。

 

服全体を見たときに
ベースカラー、アソートカラーの2色使い。

 

または、
ベースカラー、アソートカラー、
そしてアクセントカラーの3色使いにすると

 

バランスがよくなり
スッキリとした上品なコーディネートができあがります。

 

(2) 大好きなシャネルの言葉 “ファッションは建築。全体のバランスが重要なの” 

 

ココ・シャネル Coco Chanel(1983 – 1971)は、
フランス生まれの女性ファッションデザイナー。
そして企業家。

 

「シャネル」の創設者。

 

子供のころ家族に捨てられ
孤児院で育ったという生い立ちから、
世界有数のファッションブランドを確立させました。

 

ファッションデザイナーとして唯一、
タイム誌の「20世紀の最も影響力のある100人」に
選出されている女性。

 

『ココ・シャネル 時代と闘った女』

 

7/23(金・祝)Bunkamura ル・シネマほか全国順次ロードショー

 

1971年1月10日に亡くなってからも
シャネルのブランドの人気は衰えることを知りません。

 

人生のスタートが貧困だったにもかかわらず、
才能と努力で栄光つかんだこと。

 

挫折から復活したこと。

仕事にも恋愛にも妥協を許さなかったこと。

常に反逆者であったこと。

そして恋多き女性だったこと・・・など
彼女の生き方に共感する人が多いからだと思います。

 

その人気を不動のものとしたのは
1983年に
シャネルのアーティスティック ディレクターに就任した
カール・ラガーフェルド氏の功績が
あまりにも有名です。

 

“ファッションは建築。全体のバランスが重要なの” 

 

服は1枚の布切れでできています。

 

ただ布切れのままだと
身体に巻きつけるしかないのですが

服の各パーツを切り出し
それを縫い合わせて立体にすることで

思うがままの表現ができるようになったのです。

 

それはまるで、
中世の王宮のような建築物のようだと
感じたのかもしれません。

 

緻密に計算され
美しく装飾され
そこに飾られたインテリアが
さらなる高みに導くかのような
建築物に・・・

 

美しさはバランスです。

 

少しバランスが悪くなると美しさが半減します。

 

美しく見えるためのバランス。

 

そう、
「ファッション」は、バランスなんです!

 

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